公益通報者保護法と事業者責任
2006年 07月 13日
今年度の第1回目の大阪市社会福祉施設職員人権研修のテーマです。
担当の弁護士による講演だったのですが
ね・眠かったです…
ウチの法人の就業規則等にも検討の必要があるのですが、今の施設の現状では
そ・それどころでは…
というのが正直な感想です(笑)
公益通報者保護法で思い出すのが
西宮冷蔵の水谷社長
です…。
皆さんは覚えていますか?2002年の1月に天下の雪印食品がBSE問題にかこつけて牛肉や豚肉の原産地を偽って申告、販売をしていました。
それに対して、良心を咎めた西宮冷蔵の水谷社長が兵庫県警に通報し事実が発覚しました。しかし、倉庫会社だった西宮冷蔵も偽装に加担したとされて国から業務停止命令を受けます。
そのため、親会社だった雪印食品からも密告者扱いをうけて取引量は激減し2003年11月には休業を余儀なくされます。
それから、水谷社長の闘いが始まり梅田の歩道橋などで座り込みを続け全国からの支援・カンパを受けて2004年2月には奇跡の営業再開を果たしました。
社会のため消費者のために通報した事が取引業者や国から圧力をうけて自らの生活が窮地に追い込まれる結果となったのですが、それに屈せず立ち向かっている水谷社長の姿に非常に感銘を受けました。
梅田の歩道橋でも実際に水谷社長にお会いした事もあります。励ますつもりが逆に励まされ社会のために仕事しないといけない使命を改めて感じたこともありました♪
公益通報者保護法の条文的な講演で、非常に眠かったのですが西宮冷蔵の社会の正義のために闘っている水谷社長の件を思い出しました。
私も正義のため、社会のために闘わないといけませんね…
by sw-michihiro
| 2006-07-13 17:22
| 相談員日誌♪