平凡な社会福祉士のさらなる挑戦☆


by sw-michihiro
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人工透析…

末期の腎不全の患者に対して行われる治療方法なのです。一概には言えない所があるのですが、血液中の腎機能の数値の変化には自覚症状があまりないのではないかと思います。
そのため、日々日ごろから食事や健康状態を気をつけていれば人工透析にまで至らなくても済むケースもあるのではないかと思います。
もちろん、これが全てなのではなく若くして透析されている方のいるので誤解のないようにしないといけません。

つい最近の話なのですがウチの利用者の腎機能のデータがかなり悪化していたので、主治医の指示により受診を行ったら

よくこれで今までなんともなかったねぇ…今すぐでも透析を始めないと死んじゃうよ!

あまり聞きたくはないのですが、どこかで聞いたことがあるセリフです。
その利用者も意思の確認とかする間もなく緊急入院になって、シャントを埋め込む手術を受けて、早速透析が始められたそうです。

チューブを介して体外に出した血液から機械的に老廃物や過剰な水分を除去する方法を、血液透析と言います。

もう一つの方法としては、腹部に透析液を一定時間入れて、腹膜を介して老廃物や水分の除去が行われる、腹膜透析

の2種類があります。

血液透析の方は身近にいたので何となく分かります。平均4時間の透析を週3回程度行わないといけないのですが、普段の健康や食事に気をつければ他の方と何ら変わりない生活を送ることが出来ます。
でも、そのイメージと急変するリスクは他の人よりやはり高率なこともあるため、特別養護老人ホームに申し込みをされても敬遠されることが多いことも事実です。
透析患者は20万人とも言われ、1.1兆円の医療費が費やされていることも問題になっています。かといって腎臓の移植を希望してもなかなかドナーが現れなかったり、自分の番まではなかなか回ってこないので事実です。

私も一応、ドナーカードには提供の意思表示はしてるんですがね(。-_-。)ポッ

まぁ、こんなことを行っても自慢にはなりませんが…。
入院してしまった利用者も退院後もウチの施設での生活を希望していますし、できれば叶えてあげたいと思っていますし何とか頑張ってその方向では動いています。だからといって、受入れをするまでに色々なハードルを越えないといけないですし、経営者含め上層部から現場の各種職員まで幅広い理解と知識、チームワークも必要になってきます。
でも、1人の人間が当たり前の生活や暮らしをする権利を施設の人間が奪うことは出来ません。

あと、透析を開始するに当たって緊急でやむをえなく行わないといけない事情があるのはわかりますが、

今までの生活がこわれるのでは今後の生活についての不安

など、透析をするにあたってさまざまな葛藤や不安があります。インフォームドコンセントという言葉がありますが主治の医師はやはり患者の不安や葛藤も受け止めなくてはいけないと思いますし、家族もさまざまな不安を抱えることになります。
そんな時、メディカルソーシャルワーカー(MSW:医療相談員)などがいかに受け止めてあげるか…そういうことが出来ていない相談員が多いのには腹が立ちます!(なかには立派な相談員さんもいるのでゴメンなさい)

いち利用者の入院についての話でしたがゼミ長の脳裏にはさまざまのことが過ぎりました。
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ちなみに、対応が悪い病院と写真とは何ら関係もありませんm(-_-)m
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by sw-michihiro | 2006-08-12 22:49 | 相談員日誌♪